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北欧の働き方を学ぶ。「深夜の仕事が、東京の夜景をつくる」は異常。

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記事を書いた人:ピッポ あとで読む

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「深夜の仕事が、東京の夜景をつくる」

2016年12月25日の朝日新聞の一面に、高橋まつりさんを偲ぶ、そして電通過労死問題が再び掲載されました。

「働く全ての人 意識変わって欲しい」という見出しと共に、一面の大部分を飾っています。

 

短時間労働、ワークライフバランス重視の北欧コンテンツも発信している者として、もう一度この話題を取り上げ、北欧の働き方を学んでみようと思います。

 

電通事件を振り返る

少し前にこんな記事を上げました。

 

そして12/25の朝日新聞による高橋まつりさんの母親の手記がこちら

 

まつりの命日を迎えました。去年の12月25日クリスマス・イルミネーションできらきらしている東京の街を走って、警察署へ向かいました。嘘であって欲しいと思いながら・・・・。前日までは大好きな娘が暮らしている、大好きな東京でした。

あの日から私の時は止まり、未来や希望も失われてしまいました。息をするのも苦しい毎日でした。朝目覚めたら全て夢であって欲しいと、いまも思い続けています。

あまりにも悲痛な手記です。

 

電通さんも、過労で自殺した社員が今回で初めてではないだろうに、この拡散ようといったらないですね。

今年はめでたくも、ブラック企業大賞というふざけた賞まで受賞されて、たまったもんじゃないはず。

www.huffingtonpost.jp

 

これに懲りて、企業体質を変えようとしてるらしいけど、そんな簡単に体質は変わらないし、時間短縮のしわ寄せは必ず、どこかに出る。

どうしてこうなってしまったのかな。

 

そんな疑問からもう一度、北欧企業からライフを重視した働き方や、それを実現するための考え方・制度の違いを学んでいきましょう。

 

考え方の違い:  ジェンダーロールが無い、全員労働者の意識

男は働け!女は家庭を守れ!という、謎の固定概念ではびこる日本だけど、どうにかなりませんか。。

 

未だに「俺は仕事で疲れてるんだから、夕飯くらいまともなの作ってくれ」という文言を昔のドラマで聞いたりすると、なんともいえない嫌悪感でいっぱいになります。

いつの時代なの??って。

 

じゃあ北欧はというと、女性の社会進出は指折り。

女性は25歳から60歳まで労働参加率が一定です。

すごすぎる。

 

国会議員や専門職、管理職などにおける女性の割合と、男女の推定所得などをもとに算出するGEM値(ジェンダー・エンパワーメント値)はスウェーデンで世界1位、ノルウェーは2位。

 

日本は57位、、、。

どうしてこんなに女性進出が活発なのかといえば、日本古来より残っている「男尊女卑」の考えが皆無なのと、

 

「人口の半分が女性、つまり顧客の半分が女性なのだから女性の能力感性が必要なのは当たり前でしょ?会社が男性社会って冗談でしょ?」

 

というマインドセットがあるからだと思う。

 

実際に、組織構成の4割が女性に優先的に割り当てるクオーター制なんかもあり、ノルウェーの国会議員の4割くらいが女性だったりする。

 実際に、男女労働参加によって北欧企業は目覚ましい進歩を遂げています。

結果も出ているんです。

 

この考えがあれば、まつりさんが受けたようなジェンダーをもとにしたセクハラも考えられなくなる。

セクハラがなくなれば労働環境が改善されて気持ちよく働けるし。

 

すごい。

 

いや、ぼくが「すごい」と感じてるのは、ぼくが日本人だからかもしれない。

これが日本の常識では考えられないという感想を持つ、つまりは日本では実現が難しいだろうと思っちゃってるのが悲しいところですね。

 

こんな具合に「男女は平等で全員労働者、家にこもってないで全員外に出ろ、政府も支援してやるから」といった空気感が北欧にはあります。

 

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制度の違い:  オフィスから抜け出そう

日本といえば、朝にめちゃ混んでる満員電車に押し込まれて、早いところだと8時には会社にいなければならない。

もちろんワーキングマザーでフルタイムであれば、子供の幼稚園の送り迎えもままならないんじゃないかな?

 

全ての元凶は、やっぱり「会社に行かなければいけない」ってところなんです。

その一方で北欧はどうかというと、「テレワーク」を基礎に、まずオフィスにいない。

情報端末を活用し時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働くことができる形態をいう。また、テレワークで働く人をテレワーカーと呼ぶ。(wikipedia)

 

裁量労働制が基本なので、子供を幼稚園に迎えに行くために、オフィスから15時に退社してもいい。

テレワークが推進されてるので、どこでも仕事していいよ、と。

貸与されたパソコンの起動時間から労働時間を算出されてるという、先進的ですね。

 

取引先が多くて、どうしても対面で仕事せざるを得ない企業は例外かもしれないけど、それを差し引いても、

「どうしてオフィスにいなければいけないのか、はて、、」みたいなことは減るでしょう。

 このテレワークを推進する理由は主に2つあるように思います。

 

理由①合理的に仕事する

この徹底した合理主義って大事ですよね。

電通みたいに無駄な飲み会や過剰な接待が、労働時間を冗長化してるのは明白で「若い時は残業してなんぼ!」という謎の古びた根性論で若手を「イクセイ」する。

そんなこと北欧でやったら、もうその企業は相手にされないでしょう。

 

搾取しないエンジニア派遣会社のリツアンなんかは、今一番、日本で北欧的働き方ができる場所かもしれません。

週2勤務もできるらしいです。

 

 

合理的に仕事するためには、場所・時間に縛られない制度を取り入れる必要がある。

全面的にはないにしても、テレワークはそれを可能にします。

 

理由②ワークの位置づけ

人生の大半は仕事でできてる!っていう感覚が根底にあるのかな、だからこんな無駄なことしてしまうように思います。

仕事で結果を出す人生、趣味が仕事、人間関係は仕事のつながり、ぼくはこういうの本当に苦手なので理解できないです。

 

北欧人は「人生をより一層楽しむために仕事が存在する」って考えなので、「いかに効率よく仕事終わらし、結果を出すか」に腐心してます。

 

デンマークでは、仕事が終わるの一律16時でアフターワーク楽しんでるし、このワークの位置付けが全然違う。

 

すぐに日本でも、この「ワークの位置付け」にならなくてもいいから、テレワークくらい多くの企業で導入してほしい。

ちゃんと仕事するから出社は午後からにしましょう。

 

 一律の価値観が、生きづらくする

北欧企業は、

・ジェンダーロールが無い、全員労働者の意識

・時間、場所に縛られないテレワークの充実

 

これを知ったところで、じゃあ日本の企業体質は変わるのかと問えば、それはノーでしょうね。

歴史や政治の方針、根本的に違うから。

でも、これを知ることで、「あ、やっぱり日本の働き方おかしんいんやな」って感じてくれれば、声を上げやすくなるし、上も気づく可能性が上がるかもしれない。

 

ぼくは仕事をバリバリやりたい派です。

結果を出したい、でも、それは人生をワークで埋め尽くす事とは違うと思います。

 

仕事を優先して当然。

時間があるなら残業をする。

この一律の価値観が蔓延してると生きづらい。

 

効率的に動いて、結果を出す。

ワークもライフも全力でするのが一番いいに決まってる。

北欧に学ぶべきことはたくさんあると思います。 

北欧記事はコチラ
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