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【映画 何者】人間の6つの闇を凝縮してできたリアルな世界【感想 ネタバレ】

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記事を書いた人:ピッポ あとで読む

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久々の映画レビューです。

就活系や海外、留学系の記事が多めですが、実は映画レビューが結構好きだったりします。

「何者」は朝井リョウ著作の就活をテーマにした小説を映画化したものです。

 

朝井リョウの作品

 朝井リョウさんといえば、平成生まれの直木賞受賞者として脚光を浴びましたね。

彼はなんと現役のサラリーマン

移動時間や就業後に執筆を重ねている作家なのです。今時ですね。。

 

そんな朝井リョウさんの作品といえばこういうのがあります。

 

 

映画化もしたので、知っている方も多いのでは?

 

こんな小説も書いていたり。

まだまだ作品はありますけど、テーマは今を生きるゆとり若者が感じるあれこれを鋭く表現。な感じがします。

 

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 ネタバレ:登場人物と感想

ここからはネタバレを含みますので注意!

そして個人的な見解も入るのでよろしく

 

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僕はたくと。いつも冷静に周りを俯瞰して分析する事と演劇が大好き。ひょんなことから就活生6人で就活対策する事になったけど、頑張ってる人見ると裏ツイッターで冷静分析を武器に蔑んじゃうんだ。頑張ってる人は寒いって本気で思っているよ。就活?二年目だよ。闇は深いよ。

私はみずき真面目に学生時代を送ってきたの。留学と素直な性格で就活戦線勝ち抜こうって思ってるわ。内定先は親の関係で無難な所におちついたけど、ちゃんと地に足がついた選択をしたつもり!こうたろうに二回も告って玉砕しちゃったけど、悲劇のヒロイン症候群だから仕方ないのかもしれないわ。。

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ちーーーっす!俺はこうたろう!バンドたくさんやってたら就活出遅れた!でも心強い仲間がいるから超安心!みんなで一生懸命がんばろ!出版社の中堅だけど持ち前の明るさと人懐っこさで内定ゲット!やったね!でも俺、思考停止気味で空気を読まない発言して周りを傷つけてしまいがち。でも俺のキャラならゆるしてくれるよね?!

私はりか。学生時代は留学、途上国でのボランティア、バイト。意識の高いことはなんだってやってきたわ。だから就活も余裕なのよ?彼氏のたかゆきは就活に翻弄されない才能溢れる男なの。そういう彼氏を持つ私ってやっぱりステータス高め?みずきの親友でやってるけど内定先のエゴサしちゃったわ。はぁ、なんで私に内定出ないの・・・

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俺はたかゆき。りかの彼氏。付き合って3週間も経ってないけど見栄とさらなる感受性を求めて同棲開始しちゃったよ。趣味は仕事と人脈広げる事かな。陰でめっちゃ笑われてるけど気にしないよ。出会いは人を成長させるんだよ。なんで企業は終身雇用制崩れる傾向なのに必死に就活してるんだろ思考停止なのかな本当に皆ばかだね。俺?陰で少し広告受けてるよ

俺はサワ先輩。理系院生で就活は余裕でバイトの後輩であるたくとの世話を見ているよ。たくとの闇?ああ俺が理解しているつもり。でもその批判思考はもしかしたら彼はうざがってるかもね。想像力のある奴だとは思っていたけどね

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読めばわかる通り、就活を舞台に6個の人間味のある、そして再現性の高い闇を持つ6人の若者ヒューマン映画。

ドロドロです。

 

印象に残ったセリフ

採用官「一分間を使って自分を自由に表現してください」

たくと「~~。。。一分間はあまりにも短いです。もうやめにします。」

 

これで物語は終わります。

この映画は140字で表現するツイッターと一分間の自己PRを比較する場面が多く、そんな薄っぺらい文面じゃ人となりなんて理解できるはずはない、と警鐘を鳴らしています

 

まあその短い時間でも差別化、ユニークさをアピールすればいいだけの話なのですがね。

 

若者の現代コミュニケーションの闇

要約してしまえば、現代流行している若者の感情表現の二階層化でしょう。

リアルな会話からなる自己表現(建前)と、ツイッター等のSNSを通じたリアルな自己表現(本音)が図らずも交錯してしまった場面を、この映画は切り出してます。

 

これは一昔前では、この本音の部分を自分の中だけで押し殺すこともできた。

でも今はいとも簡単に言語化でき、ネットの海に匿名で流すことができる。

感情表現の二階層化によって人間の卑しさが露呈してしまった。

そんな映画でした。

 

ぼくはもう就活終わったので見れましたけど、これからの人はちょっとおすすめできないかな。

 

あれ見れる就活生は強心臓。

 

 

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